コンバージョン・レート(conversion rate)って?
費用対効果といいますか、例えば1万円稼ぐのにいくらかかるのか、というのが数字による分析の基本なのであります。3000円のソフトを一本売るのに原価が(製造費or 仕入れ値)1000円、広告費、販売管理費・・・といった費用が1000円かかるとすると大雑把な利益は1000円となりますね。
このように、簡単に計算できるような例ばかりであればいいのですが、広告を出す場合、その効果が厳密に分からない場合があります。テレビ広告2000万円、新聞広告500万円その他もろもろの広告を出した場合、お客さんがどの広告に反応したかというのをきちんと調べるのは難しいということですね。
インターネットが普及する以前からこういった広告の効果に対する問題点は指摘されてきました。高い費用を掛けて作った、クリエーティブでインパクトのあるテレビCMでCM自体は賞を取ったにもかかわらず、肝心の商品が売れずに会社が倒産したり・・・。
インターネット普及前、と言ったのはインターネット広告の大きな長所の1つが、「コンバージョン・
レートを測定できる」ということだからです。ちなみにconversion rateを訳すと「変換効率」といった意味になります。
Website上に広告を出した場合、何回表示されて、そのうち何回クリックされ、実際にその商品の購入に結びついたのは何回・・・というのが全部データで得られる・・・これは非常に大きな変化だったわけです。
ここでインターネット広告の長所として「測定できる」ということを挙げましたが、これは必ずしもネット広告のほうが効果が高いことを意味する訳ではない、ということに注意してください。
1つ問題を出します。
あるマーケッティングアドバイザーが、あまり予算の無いクライアント(医療機器製造会社A社)のために売り込みの為の広告プランをつくりました。クライアントのお客になるのは当然お医者さんや病院経営者です。さて、まだ知名度があまりないA社のために、このアドバイザーが用意したプランとは一体どんなものだったでしょうか?
いろんなアイディアが出てくるかもしれませんね。場合によれば「正解」より効果があるプランを思いつかれるかも・・・。少し時間を取って自分ならどんなプランを提案するか考えてみてください。
回答はこの下に白文字で書いておきますので、見たい方はマウスをドラッグし反転させてください。
(回答)医療関係者が集まる会議の開催地で、参加者(顧客候補のお医者さん)をホテルや空港から会場まで送迎するサービスを行う。そのために小型のワゴン車を用意して、A社の会社名を車に大きく描いておく。
この送迎サービスを無料で行ったことで売込みがしやすくなり、A社は業績を向上させたとのことです。しかも、テレビ広告を打ったりするよりもずっと安く・・・。(回答ここまで)
皆さんの抱えている問題にも応用が効くのではないでしょうか?
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一介の広告代理店社員から身を起こし、コカ・コーラのマーケティング最高責任者(CMO)にまでのぼりつめて、現在は自らマーケティング・コンサルティング会社を経営しているセルジオ・ジーマンの広告論。 「広告の目的は商品を売ること」というシンプルな哲学に基づいて書かれており、広告を打つ際の目的意識を明確にしてくれます。 |
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内容(「BOOK」データベースより)

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